Nagasaki Archive

Nagasaki Archiveは、被爆者の体験談、被爆直後の長崎から現在に至る風景の変遷をデジタル地球儀上にアーカイブし、長崎原爆の実相を世界に伝えるためのコンテンツです。


Nagasaki Archiveでは、デジタル地球儀Google Earthを用いて、長崎の地形を立体的に俯瞰しながら、被爆者の写真と体験談を、1945年8月9日に実際に被爆した場所と関連付けて閲覧できます。また、被爆直後に撮影された写真と2010年現在の写真を重層表示し、被害のようす、その後復興を遂げた長崎のようすを時空を越えて体感することができます。


Nagasaki Archiveは、長崎新聞社の監修により製作されています。被爆者の証言は長崎新聞社編纂の「私の被爆ノート」から提供されています。
ナガサキ・ピース・サイトもご参照ください。被爆風景の写真はすべて長崎原爆資料館の提供によるものです。1945年当時の地図はテキサス大学地図コレクション収蔵のものを用いています。原子爆弾による被害範囲のデータは長崎大学大学院医薬学総合研究科原爆後障害医療研究施設によるものです。



また、被爆者の証言映像は高校生一万人署名活動実行委員会から提供されています。


Nagasaki Archiveの構築は、今後も継続的にデータを収集しながら、長期に渡り進めていく予定です。

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